マスタークラス Master Class

食卓 ハーブバーグ
2016年・秋クラス
<実施日>
2016/10/22

マスタークラスも今回で12回目です。
いよいよ大詰めが近づいてきました。

今回の課題は「最終的な味の調整・他」です。
「おいしさのラインからずれた時にどうしたらよいのか」、「そもそもなぜおいしさのラインからずれることがあるのか」といったことを具体的に説明しました。
もちろん、レシピもこの課題にふさわしいものをチョイスしています。
また、講座ではマスターになるための最後の仕上げともいえる、とても大切なことを伝授しました。

ハーブバーグ 「ハーブバーグ」は雑穀で作るハーブが効いているおいしいハンバーグです。ソースが大変良い味つけになっています。やわらかな生地で作り上げますので、成型にはコツが必要です。でも、今のマスター候補生ならきっともうお手の物でしょう。
ほうれんバター 「ほうれんバター」はその名の通り、ホウレンソウのバター炒めなのですが、この味を正確に出すには、他に入っている調味料たちの微妙なバランスがうまく取れていることが条件です。シンプルなものほど、実はおいしさのラインに入れることが難しいという好例です。
ちえ~るチャウダースープ 「ちえ~るチャウダースープ」は割合簡単にこしらえることができますが、深い味わいで、とても体の温まるスープです。このテイストがベジで出せるのはちえ~るだけでしょう。
チエんちトースト ちえパンをベースに作る「チエんちトースト」は、いわゆるフレンチトーストのちえ~るバージョンです。適度な甘さとほんのり効いてるシナモンが食欲をそそります。

レシピを教えるクラスはこれで最後になり、次回は最終回。いよいよ卒業試験となります。

今回の講座ではマスター候補生たちに、今後の展望や将来への心構えといったことを中心にお話ししました。

料理の技量を学ぶことは、体を養っていくために欠かすことのできないことです。そしてもう一つ大切なのは、人としてまっすぐに生きていくために必要な心の糧を得ることです。
ちえ~るマスターはその上に立って、世界を歩いて行ける者になることだと考えています。

一年を通して、このことを伝えたくてやってきました。
マスター候補生たちの心の中に、私たちの情熱の炎が移し火となって灯ってくれていると信じています。


<ご参加頂いた皆さん>

2016/10/22

<生徒さんの感想>

今日も1日、あっという間の濃い時間をどうもありがとうございました。

早いもので、マスタークラスもあと残すところ1回になりました。
どのくらい進化できただろうかと考えつつ、お料理を作り続ける日々です。

なかなか身近なひとや親・夫にさえも賛同を得られていないと感じることも多いですが、想いはあっても押し付けずに自分にできることをを自分なりに続けていきたいと思いました。
これからも様々な体験を積みながら社会を見て、周りに流されず自分で判断できるような人間を目指していきたいです。

今日のメニューもしみじみ美味しいなと感じました。
美味しいお料理に出逢え、毎回熱いお話をうかがい、「生きる」ということを学べていることに感謝しています。

今後とも宜しくお願い致します。

今日も充実したレシピをありがとうございました。

うれしかったのは、チエんちトースト。
フレンチトーストが作るのも食べるのも好きだったのですが、ちえ~るに来てからはたまごが家からなくなったので、作ったことがありません(あきらめてました)。
たまごのものより、優しい甘みでほっとします^^
メイチェルシロップやちえりーぜクリームで、ボリューミーにして思い切り食べたいです。

雅仁先生の熱いお話は、ちえ~るの理念・骨格であると思いました。
時代が変われば、社会も仕事も食の味覚もすべてがかわってくるけど、絶対に変わらないものをぶれずに続けて 大事にしていかなければいけない。

自分でも出来る範囲で少しずつ、周りのひとに伝えていきたいです。
いつも、先生から大切なことを聞けるので そのたびちえ~るに来ていてよかったなぁと思っています。
いつもフル充電してくれる、私のパワースポットです。

マスタークラスも、終盤に差し掛かってきました。 課題の提出に際し、今週は仕事が残業続きで自分の気の状態を整えられていないと感じていたので、料理の出来にどう影響するか不安でしたが、無事に合格をもらえてホッとしました。

皆さんの味がそれぞれ違うことは分かるのですが、やはりまだ言葉にすることが出来ません。
先ずは感じることが大切なのかな~と感じました。

今日は久しぶりにちえパンをいただき、メニューも、パンにもごはんにも合う美味しいお料理で、ちえ~るのバリエーションの広さをいつもながら、凄いな~と感じました。

講座でのお話の「続けていくこと」は、マスタークラスが新たなスタートのきっかけであることを実感する機会となりました。
自分の芯をしっかりと持ち、柔軟に今を生きたいと思います。
今日も、ありがとうございました。