マスタークラス Master Class

調理中 ブロッコリーの早春パスタ
2017年・春クラス
<実施日>
2017/03/11、201/03/12

2017年春クラスからマスタークラス第2期が始まりました。
今回はその第一回目。なんと、ちえ~る宅にて一泊二日の合宿からスタートです!

マスター候補生はちえ~るのベテランが2名。
昨年一年間の経験を踏まえ、私たちも気持ちを新たにして臨みました。

初日の昼と夜に、予め出しておいた課題をマスター候補生に作ってもらいます。
これは実力テストというと大げさですが、調理の癖や今の候補生たちのレベルを把握し、一年のカリキュラムをより効率的なものにするという目的がありました。

愛と哀しみのシチュー 初日のお昼として、まずお一人に作ってもらったのが「愛と哀しみのシチュー」です。この煮物にはちえ~る料理の様々なテクニックが詰まっています。とてもおいしくできていて、さすがはベテランの味!でした。
じゃがいものローズマリー焼き 付け合せは「じゃがいものローズマリー焼き」です。荒くクラッシュしたローズマリーの香りがたまらない、食欲をそそる一品です。
簡単きのこの中華スープ 乾燥キノコの出汁がとてもおいしい「簡単きのこの中華スープ」です。使っている材料や調味料がシンプルなのに、深い味わい。でも、それだけにこの味を再現するのは大変なんですよ。
桂林の焼きりんご デザートは「桂林の焼きりんご」です。リンゴはもうすぐシーズンオフになりますが、実はこのレシピ、リンゴの品質には全く期待していない味付けで、ソースの旨さで食べさせるのです。
フローレス島の夜明け 夜ごはんとして、もう一方の候補生に作ってもらった課題が「フローレス島の夜明け」です。とてもやさしい味わいで、大変美味でした。
厚右衛門 副菜の「厚右衛門」は、濃いめの味付けでご飯とお酒が進む一品。いつ食べてもこの味は忘れられません。
エリンギーナ 副菜をもう一つ。エリンギとちえ~るバターのコラボがおいしい「エリンギーナ」です。これもご飯とお酒が止まりません。
夜の部 夜ごはん終了後、夜の部がスタートです。今回も深くて目の覚めるようなお話で、真夜中過ぎまで和やかな談笑が続きました。
ブロッコリーの早春パスタ 二日目は8時に起床して、昼ご飯作り。マスタークラス一回目の課題となる「ブロッコリーの早春パスタ」を実習しました。久し振りに食べましたが、このパスタは何度食べても旨いですね。
キャベッチ・ズーペ 今回の食卓はイタリアンがテーマですので、スープは「キャベッチ・ズーペ」にしました。たっぷりのキャベツとローレル・オリーブオイルの香りが食欲をそそります。
チエリーゼクリームのオープンサンド デザートとして実習したものは「チエリーゼクリームのオープンサンド」です。このクリームはちえ~るスイーツの基本がつまった一品。おいしく作ることに成功すると、なんと味が落ちるまでの日数が延びるのです。

3か月のインターバルをおいて、新たにスタートしたマスタークラス。
ちえ~るのベテランお二人が参加ということで、さすがに料理スキルがあり、期待以上の実力でした。
一年後、どれほどの成長が見られるのか、今からとても楽しみです。

どうぞよろしくお願いします。


<ご参加頂いた皆さん>

2017/03/11、2017/03/12

<生徒さんの感想>

マスタークラス合宿。とても充実した2日間でした。
マスターを受講することに迷いやためらいがありましたが、思い切ってチャレンジの扉を開いて迎えたはじめの一日。
今まで自分と家族しか食べていなかったちえ~るのメニューを人に食べていただく緊張感、今までなんとなくもやもやしていた先生のお話が「あ、そうだったのか~!」と納得したり、一番大事なことだけれど忘れていたことを思い出させていただいたり、本当にありがとうございました。

お料理について、「あああああ、私って、いい加減だったな~~」というのが本音です。
野菜の切り方、火の入れ方、見極めの時、基本中の基本をすっ飛ばしていたり、などなど。
このクラスに来ないと気がつかなかったことが沢山ありました。
これからも気づきをいただく一年になりますね。

今晩、パスタソースを作りました。
「火ははいったかな、調味料の分量は正確かしら、おいしくなったかな」
お鍋と会話しながら作ってみました。

先はまだ長いので、飛ばしすぎず、押さえるところを押さえていきたいです。
ありがとうございました。

2日間どうもありがとうございました。本当に中身がいっぱいで、深く濃い2日間。
ずっと心が揺さぶられどおしでしたが、特に、2日目の最後の講義では、ぐぐぐーっと、気持ちが回転し始めたみたいな気がします。

何よりも大事にするべきものは何かってわかっていたはずなのに、あの時、「あ~~、そうだ、全てはここだ!」って目の前にもうドッカーンと降りてきたみたいな感覚が忘れられません。

一人でとか、DVDでとかではなく、あの場で皆さんと聴いて話して反応が起こってくみたいな感じが、なんかもう来てよかったなぁ~!と思いました。
次はどんなことがあるのか、すごく楽しみになりました。

そんなわけで、クラスに行く前と、後とでは、学ぶ意味なのか気持ちなのか、上手くいえませんが、ちょっと変わったように思います。

お料理は、材料や工程の理由やポイントを一つひとつ教えていただいて、わぁすぐに何度でもやらなくちゃと思いました。ちえ~るのお料理がどうできているのか知ると、一枚のレシピの重みが、なんだか変わります。

思いっきり料理と向き合って、じっくり自分と向き合って、一年間頑張ります。
どうぞよろしくお願いします。

まだ始まったばかりだけど、マスタークラスは、厳しくもとても温かな時間なんだと思いました。
千絵子先生、雅仁先生、茜さん、ありがとうございました。