マスタークラス Master Class

料理の画像 3色つくね
2017年・春クラス
<実施日>
2017/04/22

今回のテーマは「雑穀の加工」です。
ちえ~るでは雑穀をハンバーグやソーセージに見立てて作ることで、穀物菜食の食事を実現させています。私たち現代人はおかず大好きな食性になっていて、いまさら大昔の原和食には戻れないからです。

さて、その雑穀をどうやっておいしく加工するのか。
そのポイントを3色つくねでお伝えしました。

3色つくね ヒエで作る「3色つくね」は、そのまま単体で食べても十分においしいのが特徴です♪ こちらは肉とは違って、いくら食べても体にやさしく、胃が下がることもありません。
3色たれ 「3色つくね」はこの3つのタレで頂くと最高のごちそうになります。醤油だれ、味噌だれ、おろし大根だれは、それぞれ個性的な味で、こちらもまたそのままご飯にかけてもおいしい!
トロイヤシチュー 「トロイヤシチュー」は深みとコクのあるおいしいシチューです。こちらもヒエがたっぷり入っています。といっても、ヒエ粉です。このような形でも穀物をたくさん摂れるのです。
ベリーホワイト 「ベリーホワイト」は今が旬のイチゴを使ったおしゃれなデザート。色味がきれいで、女性受けする味になっています。

ちえ~るのつくねは、誰にでもできるので「簡単つくね」と名付けています。
ただ、実はおいしく作るためには、ちょっとしたコツがいくつもあります。
上手にできると感動的においしくなります。

モーツァルトのピアノ曲は、子供にとっては簡単で、大人にとっては難しいといいますが、ちえ~るのつくねも同じことです。
その意味で、ちえ~るのつくねはまさにマスター向きの課題といえるのです。


<ご参加頂いた皆さん>

2017/04/22

<生徒さんの感想>

今日もありがとうございました。
宿題の和食、野菜の切り方について改めて学べました。
火の入れ方については、意識していなかったところが大きかったので、今回の課題に限らず、野菜を炒めるときは気をつけたいです。

雑穀加工料理、いろいろクラスで教えていただきましたが、今日はとても気づきが多かったです。
いつもぱらぱらになってはいけない、おにぎり状態がよいと思っていたので、仕上がりの食感に驚きました。

トロイヤシチュー、味わい豊かなシチューでした。
これも野菜の切り方に気をつけて復習します。

マスタークラスでのお話はより深く、より考えされる内容ですね。
受け止める器の大きさがまだまだ小さくてほんの入り口だなと自分を省みると思います。
いただいたヒントをもとに、食事も、生活も整えていきたいです。

次回もよろしくお願いします。

昨日の講義、「今まで言ってきたことはこういうことなんだよ。 繰り返し言ってきたのは、だからなのだよ!」と、熱い熱い球がとんできた。ビシビシきた。そんな感じがしました。
目も耳もふさぎたいくらいの現実に心が折れそう。でも今まで気づかなかっただけで、昔も今も、こんな現実が在り続けているのですね。
でも、ちえ~るだから、暗闇に置いてけぼりになんかしなくて、どうやって選んで行動して生きていくか 教えてくれる。

たくさん怖い話の後の、「人はこうしてつながって生きる」という言葉にすごく救われました。
「知っているのに何もしないのは、知らないのとかわらない」
ずっしりなメッセージ。心の中でずっと鳴ってる。厳しいけど熱いメッセージに思いました。行動します。

提出した宿題についてのお話がひろがり、深くなっていくのがとっても嬉しくて、気づくことがたくさんあって、すごくいい時間だなぁと、次も頑張ろうと思います。

宿題に取り組んでいくと、料理工程での自分の気持ちの癖みたいなものもわかり、向き合わざるを得ず…これもいいチャンスなのかもしれません。

今回、雑穀の料理について、単に肉の代わりに使うということでなく、絶妙な仕上がりのために細やかに工夫され気を配られていることを改めて感じました。
気合いを入れて練習します。

次回もよろしくお願いいたします。