キングオブマスタークラス2 King of Master Class

キングオブマスタークラス2 第34回
2024年・春クラス
<実施日>
2024/04/20

キングクラス第2期もいよいよ大詰めを迎えて、最終的な仕上げの段階に突入しました。
今までやってきたことをおさらいし、総仕上げしていきます。
ここからはラストスパートです!

午前中の実習 午前中の実習は味の再現と焼く技術の実習を行いました。味の再現では一番難しい課題であるスープの味の再現を行っておりますが、短い時間で取り組んでもらっており、高難易度になっています。
ホワイトスプリングスープ 実習で作った「ホワイトスプリングスープ」です。複数の調味料とハーブからなる、一見単純でいて奥深い味わい。このスープにかなり近い味に再現してもらえて、教える側としても嬉しい限りでした♪
ひよこのみ焼き 今回も前回に引き続き焼きをテーマに「ひよこのみ焼き」を作ってもらいました。おいしく作るためのポイントがいくつかあるのですが、焼き時間の調整に気を付けることが最大のテーマです。
レモンゼリー デザートは茜が用意した「レモンゼリー」です。容器は本物のレモンをくりぬいたもので、見た目にも涼やかでおしゃれ感満載のスイーツでした。
午後の実習 午後からの実習は天ぷらを取り上げました。溶き粉の状態、揚げ油の温度調整、種をいれるタイミングや引き上げるポイントなどが全部うまくいくと、パリッとしたおいしい仕上がりになります。
天ぷら 実習で作ったのは舞茸とサツマイモの天ぷらでした。コツを飲み込みさえすれば、表面がサクサクの良い状態で仕上がります。ぜひ家で何度も練習してみてください。

味の再現を行うための味覚力、おいしく作るための技術、そしておいしさを支えるなにより大事な料理を作るための心。
まさに心技体の3つを揃って鍛えていくことがキングクラスです。
今回はこの大切な3つがだいぶ整ってきていることを実感した回になりました。
卒業までこの調子を維持して走り抜けましょう♪


<ご参加頂いた皆さん>

2024/04/20
参加いただいた生徒さん 参加いただいた生徒さん

<生徒さんの感想>

始まりの雅仁先生のお話をお聴きして、キングクラスを受講しようと始めた時の気持ちや志が弱くなってしまっていたことや、クラスへの取り組み、思いが足りなくなってきていたことに気づきました。
改めて、初心忘るべからずの気持ちを持ち、取り組んでいきたいと思いました。
昨日の自分を超えるような意識を持つことと、もっと向上心を高めて取り組んでいきたいと思います。

今、自分が向き合っている大切なことに、しっかりと集中したいと思います。

味の調整では、部屋に入ってきた時に一番に感じたスパイスを間違えて捉えていました。
雅仁先生に、量をもっと入れていたら失敗の方向に行ってしまっていたと聞きました。少しの間違いが味に大きく影響を与えてしまいます。
まだまだしっかりとした《これだ》という確信が無いものもあるので、味わって、体にも感じてスープを食べていきたいです。

実習にも、もっともっとという熱い気持ちが弱くなっていたので、気を引き締めて取り組みます。

ひよこのみ焼きを焼く時のフライパンの熱し方が全然足りていなかったです。
千絵子先生が焼いた時の様子を忘れてしまっていました。
対話も、全然出来ていませんでした。
もっと時間をかけて、じっくりと焼いてみます。
生地の状態や焼ける音、水滴など、ひよこのみ焼きが教えてくれている状況や様子をもっとしっかり観察します。
《今だよ》という声を聞き分けられるように、回数を重ねながら作っていきたいです。

タイミング良く入れる為に、何をしておくべきかを考えて、手際よく作ることが出来るように取り組んでいきたいです。
私はレシピを見ていただけで、読み解くことが出来ていませんでした。
レシピをしっかりと読み解く大切さ、これからはもっと意識して、やっていきます。

茜先生のレモンゼリー、皮が器になっていました。
さっぱりしていて、とーっても美味しくて、可愛らしくて、キュン♪としました。
まだまだ食べていたかったくらい、でした!
私ももっと食べたいと感じるスイーツを作ることが出来るようになりたいです!

天ぷらは、また自分の癖が顕になりました。
そこを直したいです。
自分ではそれが良いと勘違いしていたり、自然と何気なくその動作をやってしまっていたので、気をつけて、意識して作っていきます。
何故、油が跳ねてしまっていたのかもわかったので、ちゃんと全体につけたいです。
衣も美味しさのうちがまだ分かっていなかったので、天ぷらの美味しいところを忘れずに揚げていきます。
天ぷらの声をしっかりと聞いてあげたいです。
今!ここ!というタイミングを逃さないようにしたいです。
今回は小さな鍋を使ったことで、油の温度が上下しやすいこと。
油の状況を常に把握しながら、調節しながら揚げることが大事なことを改めて学ぶことが出来ました。
どんな鍋でも、どんな状況であっても、同じように出来ることが大事です。
常に油の状態を見極めながら作業すること、臨機応変が出来ていないので、どんな時もその時の対応が出来るようになるのが目標です。

自分の出来ていないところが判明することも、先生方が側で見てご指摘下さるからこそです。

もっと美味しいものを作りたいです。
ちゃんと気持ちや意識を高めます。
今よりもっと、そして昨日より向上出来るように自分の間違いを正しながら気をつけて作っていきたいと思います。