クイーンオブマスタークラス Queen of Master Class

クイーンオブマスタークラス ロールレタス・
トロピカルかぼちゃ餅
2018年・夏クラス
<実施日>
2018/08/11

今回のテーマは甘辛の調味料です。 料理に深みと旨みを与える甘さと辛さについて、どのような組み合わせで調味することが良いのかを実習しました。

講義は「反対側の世界」と題して、物事や考え方をひっくり返してみるというレクチャーを行いました。この思考はとても大切で、これができると正しい見方を得ることができるようになります。 ただし、その会得はとても難しく、相応の訓練が必要です。

ロールレタス 「ロールレタス」は穀物を中心に味付けした本体を湯がいたレタスで巻いて、更に特製ソースに浸して食べます。この深みのある味はなかなか再現することが難しい。クイーン向きの課題です。
武蔵野煮 今回の実習は「武蔵野煮」を使って行いました。甘辛の調味料を変えて作った本品を食べ比べることで、適正な調味とは何かを実感してもらいました。
トロピカルかぼちゃ餅 作る工程が少々手間のかかる「トロピカルかぼちゃ餅」、食べるとほんのりした甘さがおいしくて、ついつい手が伸びてしまいます。

3月からスタートしたクイーンクラス。早くも約半分の講座が終わり、来月からはいよいよ後半戦がスタートします。
授業の内容はこれまで以上にレベルを上げていくつもりですが、今までに培ってきた力を如何なく発揮して、ぜひついてきてくださいね。
ここで苦労したことは、後で必ず役に立ちます。倦まず弛まず、努力を続けてください。


<ご参加頂いた皆さん>

2018/08/11

<生徒さんの感想>

雅仁先生、千絵子先生、茜先生、今日もありがとうございました!

課題をこなしていくうちに、些細なことでもお料理に影響することがとても良く分かるし、勉強になります。
自分が少しづつ成長してると実感を得られるので、大変ながらも楽しいなぁと毎月思います。
大変を経験しておくと、あとが楽に思えると本当にそうですね!

今日のメイン料理は爽やかテイスティーなロールレタス!!
でももちろん深みが感じられるちえ〜るらしいお料理。
どんどん課題が難しくなっていってますが、以前の私なら難しいとさえ感じれなかったなぁと思います。
ただ作ればいいのではないことが分かるようになったからこそ難しさが分かるのかなと。

武蔵野煮の味比べも楽しかったです!
上品と下品なお味が分かり、なるほどなぁと。

デザートは久しぶりなトロピカル餅♡
道具が見つからなくて作るハードルが上がってしまい、そのままになってしまっていたので、今回課題に挙げて頂いて良かったです!
帰りにNさんと道具探しに行って、なかったので結局ネットでポチりました。
難しいけど頑張ります♩

合宿の時の講義に引き続き今日のワークが凄すぎ!!!
これを出来るようになれたら凄いことだし、身につけたいスキル。
悪いことと分かっていたけど、気分良くなっちゃうなんて。
人や世界の見方が違ってみえたらどんなだろう。まずは自分のことを題材に練習してみます。
クイーンの講義が実践型なのでとっても面白いです♩

また来週スイパラクラスでよろしくお願いします。

雅仁先生 千絵子先生 茜先生
今回もとても充実したクラスを、ありがとうございました。

講義では、いつもと違う頭の使い方。
ひっくり返した世界の見方。難しい!!
こういうことかな なんて予想を遥かにこえてた。深さがすごい。

反対サイドからのひっくり返した見方をしていただいた時は、いつもの自分のもっと奥にある中身に、直に語りかけてもらっているようで、私はほんとはこうしたかったの? 窮屈だったの?…何だか小さい女の子に戻ったような心地。
相当訓練が必要だけど、私も誰かにこんなふうに感じてもらうことができたなら!

欠点を改善する努力は、怠ってはいけないけど「またやっちゃってる」「やめたいのに。助けて」と、自分を益々苦しくさせていっちゃうことは、もうしなくてもいいのかな…

「世界のあらゆるものは、ひっくり返した見方ができる」と、雅仁先生。あらゆるもの!?すごい!! ひっくり返せる両面をもともと持っているのだという一言に、何だか力も沸いてくるし、見てないだけで必ずあるんだと思うと、世界はほんとはどんな姿!?とドキドキする。

今日のワークはとても難しかったけど、皆さんの見えてなかった面も知って「人っていいな、面白いな、好きだな」など、いろいろ感じることができました。
両面を見てこそ真実がみえる。
理解するっていう言葉はよく使われるけど、本当の意味で理解するっていうのは、こういう見方が出来てこそなのかな。
自分のことも相手のことも、ひっくり返した見方、やってみます。

お料理の課題も更に難しくなってきました。
それに、レシピどおりに一つ一つの工程を丁寧に積み上げてお料理をつくるは、基本にありながら、且つ、レシピを絶対視しすぎない!奥が深い。
自分で確かめ、何が足りないか調整して仕上げていくということを忘れてきていたかも。意識して取り組んでいきます。

雅仁先生 千絵子先生 茜先生
昨日も1日どうもありがとうございました。

講義でのワーク、物事の反対側から考える……全く持ってこなかった視点でした。
今まですべてのことは自分なりの基準で考えてきました。
ひっくり返して考えるということ自体が難しく、雅仁先生が挙げてくださったことも正直、思いもよらないお言葉でした。

つい答えを探してしまう自分ですが、この思考ができるようになれたら、ひとや物事をより大きいところから捉えることができ、冷静な、だけど温かい心で包むように真実を見ることができるんだと思いました。
まずは自分のことから、「ひっくり返して考える」ということをしてみます。

お料理では、クラスの回を重ねるにつれどんどん複雑で難しくなってきているなぁという印象を受けました。うまく作ることができず、時にやっぱり向いてないのかも……と思うこともありますが、もっと美味しくできたらという沸き上がる気持ちを大切にお料理とも向き合っていきます。

今後とも宜しくお願い致します。
ありがとうございました。