スキルアップクラス Skillup Class

クッキー&タルト
2017年・春クラス
<実施日>
2017/03/17、2017/03/18
<リバイバル>
 

タルト生地の上手な作り方を教える「粉ものの魔術師! クッキー&タルトスキルアップクラス」です。
今回も中身のフィリングを変えてお伝えしました。
タルトは上手に作れるようになると、スイーツだけでなく料理の幅が広がります。
何度も練習して、ぜひ身に着けてほしいテクニックです。

今回のクラスはお一人ずつの参加。
贅沢に時間を使って、たっぷりの個人指導となりました。

雨上がりの森 ウェルカムティーはオリジナルの「雨上がりの森」です。
バニラの味の向こう側で甘さがうっすらと後を引いて消えていく、ちょっと幻想的なテイストのハーブティーです。
おかずタルト 今回のおかずタルトは2種類。「ホワイトレディ」は、なんと里芋がベースになっています。余った具材はご飯のおかずにしてもOK! この世界になかった味なので、最初は戸惑うかもしれませんが、数口食べるうちにおいしさが分かってきます。
おかずタルト もう一つは「ブラックナイト」です。こちらは色は黒いですが、実に美味。じゃがいもがベースになっています。今回はこの白黒2つでシックに決めてみました。こちらも世界初の味なので、一口目では分かりにくいかもしれませんが、舌ができている人ならすぐに旨さが理解できます。
ピンクのモーツァルト(スープ) ご用意した副菜は「ピンクのモーツァルト」というスープです。ピンク色のスープですが、滋味豊かな味わいで、お腹一杯なのにお代わりしたくなります。
チョコバナナタルト 実習したタルト、3つめは「チョコバナナタルト」です。バナナ味のベースと上掛けされたちえ~るチョコが実にベストマッチ! やっぱりチョコとバナナは最強です。
チョコバナナタルト ちなみにこの「チョコバナナタルト」、中身はこのように2層になっています。良く冷やして固まったチョコ、柔らかくて甘いバナナ味のフィリング、そして軽くておいしいタルト。口にすると「パリン♪ トロッ♪ パリッ♪」と、3つの異なる食感がたまりません。

上手なタルト作りにはいくものコツがありますが、なんといっても一番のコツは、教わったことを家で何度も反復練習することです。
こればかりは単に習ったとか知っているというだけでは、絶対に上手くはなりません。
知識があっても実践がないと知恵にならないのと同じで、スキルアップで教えることは復習がなにより大切です。
その上で、もう一度習いに来ると、初めて自分のやり方のミスに気が付いたりもします。
これが習い事が上達する極意なのです。

実際、そうやって教室にいらっしゃる方は質問がぐっと深まります。
そして、ここで初めてこちらもいつもはここまでは教えることができない一段上のテクニックを伝えることができるようになります。(基礎ができていない人には、このレベルのことを教えても、かえって混乱してしまうので教えることができないのです)
こうして熱心な生徒さんは更に腕が上がり、ぐんぐん差がついていくのです。

おいしいタルトを食べてほしいと願う生徒さんは、ぜひ何度も反復練習をし、クラスでさらに研鑽を磨いてくださいね。

『学びて時に之を習ふ。亦(また)説(よろこ)ばしからずや。』ですよ。


<ご参加頂いた皆さん>

2017/03/17
2017/03/18

<生徒さんの感想>

今日も1日どうもありがとうございました。

自分ひとりのために、じっくりと時間をかけてお料理・夫婦のあり方・何よりも大事なもの…を教えてくださり、ありがとうございました。

教室では、何度も作らせていただき、今までの自分の作っていたものとの違いを大きく感じる事ができました。
帰ってからタルト生地を作りました。教えて頂いた直後ですので手の感触がより残っていたこともあり、ベストな生地の水分量や伸ばし方、焼き具合…などすんなりと身体で感じる事ができたと思います。
千絵子先生が「美味しく出来る時は生地が気持ちいいの」とおっしゃっていたのがよくわかります。

今まで2回スキルアップクラスに参加させて頂いておりますが、教室で習った味をきちんと作るには、感覚も大事ですが、やはり自分で疑問を持ち取り組むことが大切だと改めて思いました。

夫にもナッツタルトと今日教室で作ったタルト、家に帰って作ったタルトを食べてもらいました。
やはり、教室で作ったもの、家に帰って作ったものはサクサクして美味しいと言っていました。朝作ったナッツタルトは、雅仁先生と全くの同意見で思わず笑ってしまいました。もう少し塩気が欲しい、比べるとサクサク感が足りないとの事でした。

今回のように改善点をご指摘いただける事はありがたい事だと思っています。
またお願いしてしまうかもしれませんが、その時はまたアドバイスをよろしくお願いします。