スキルアップクラス Skillup Class

雑穀の炊き方
2017年・夏クラス
<実施日>
2017/07/09、2017/07/10
<リバイバル>
 

今回は「雑穀の炊き方スキルアップクラス」です。
最初のうちは雑穀を炊くのを面倒という気持ちになる方も多くいらっしゃると思います。
特に普段あまり料理をしていない人は、買ってきてすぐに使える素材ではなく、炊いて、それから調理するものなので、料理の工程が長くて大変と思われるかもしれません。

でも、これは完全に慣れです。
毎日のように雑穀を炊いていると、全く負担に感じなくなります。
そして、雑穀をたくさん食事に摂りいれると、体の調子がどんどんよくなっていくのが実感できます。ことに腸の具合がまことに良くなり、体が軽く感じられるようになるのです。
このクラスはちえ~るの根幹を支える大事な技術を習う、とても重要な科目です。

ブルジョア ウェルカムティーにご用意したものは「ブルジョア」です。ジョアのような味わい、甘酒のほんのりとした甘さが嬉しい、夏の日差しに乾いた喉を潤してくれる冷たい飲み物です。
いなきび 実習で炊いた「いなきび」です。おいしそうな色合いですね。鳥のエサには勿体ないです!
ひえ 「ひえ」は割と女性に好まれることが多いように思います。食べやすく、加工しやすい穀物です。
高きび 「たかきび」は一晩水につけてから炊くと軟らかくなりますが、圧力鍋を使えばすぐにできちゃいます。コーリャンという名で知られている穀物です。
アマランサス 最近の「アマランサス」は、外皮の堅さが今までよりも強いようで、従来の方法では上手に炊けません。火加減や水分量をいろいろと工夫して、ようやく上手に炊けるようになりました。
ツインバタフライ 「ツインバタフライ」はタカキビを使ったボリュームたっぷりのパスタソース。ナスが本格的においしくなると更に味が深まります。ボリューム満点ですが、するするっと入ってしまいます。
カリドレ 「カリドレ」はヒエを使ったカレー風味のドレッシング。パンにつけても、このままおかずにしてもOKです。
サバイブドゥ・ルージュ イナキビでこしらえる「サバイブドゥ・ルージュ」は、新感覚のデザートです。甘さと穀物のハーモニーがたまりません。
フルーツ 沖縄旅行で買ってきたフルーツのお土産。今回は特別にマンゴーをデザートの上に乗せてお出ししました。

既に何度も雑穀を炊いて、すっかり自分のものにしたと思っていても、意外と人は自分の癖でやっていることがあり、それに気づいて修正していくことがとても大切です。
中国のことわざに「知っている道でも聞いてから行け」というものがありますが、まさにその通り。
基本的な技術だからこそ、できると慢心せずに自分のやり方をチェックして確実にできるようにすることが、おいしいご飯を作るうえで大変大事なことなのです。

これができる人は伸びていき、これができな人はそこそこで終わります。この態度は、人としての在り様を左右することにまでつながっていきます。


<ご参加頂いた皆さん>

2017/07/09
2017/07/10

<生徒さんの感想>

今日も1日どうもありがとうございました。
たくさんのお心遣いに感謝いたします。

雅仁先生が手作りしてくださった、世界で一つだけのサンキャッチャー、とっても嬉しいです。
キラキラして光の加減によって色や輝きが変わり、時間が経つのを忘れるくらい見とれていました。
虹も見ることができ幸せな気分になりました。
それぞれのお部屋に持っていきどこに飾ろうかな…と考えています。
夫も喜んでくれると思います。素敵な心のこもったプレゼントを本当にどうもありがとうございます。
ずっとずっと大事にします。

今日は雑穀を洗うところからお料理を作ることまでもやらせて頂きました。
自分では一気に4種類を炊くことがなかなかないので貴重な機会でした。それぞれの炊き上がりも水分量等よく確認することができました。特にアマランサスの鍋炊きは初めてだったので、新鮮でした。忘れないうちに挑戦してみます。
自分では習った通りに行っているつもりだったことでも、もっとこうしたらいい等…今まで気づかなかったところを教えて頂いたので早く改善して身体で覚えていきますね。
まだまだ雑穀を炊くときにレシピを見ないとできないので、これも自然と頭と身体に染み込むように取り組んでいきたいと思います。

お料理はどれも美味しく、食べごたえたっぷりでした!
よく考えたらすべて雑穀ですものね…。それでいて胃は重くならないので、やっぱりちえ~るはスゴイなと思います。
どれもご飯との相性がぴったりでしたので一緒に頂きました。
お家で作るのが楽しみです♪スープも是非習いたいです!

食後のお話は沖縄のご旅行や神様のこと…そして古代文明だったりと多岐にわたりとっても面白かったです。
やはり先生方のお話は臨場感溢れて自分も同じような体験をしたかのように思えます。普段から意識されていらっしゃるのかもしれませんが、ご自身も楽しみそして他人にも喜んでもらおうという気持ちが強いのかなと思います。わたしもそのようにできるようになりたいです。

帰りの車の中でお話しくださったこと、心配するということは相手を信用していないということ……衝撃ですね。
確かに自分が「大丈夫?心配だよ」と言われるのと、「あなたなら大丈夫!」と言われるのでは全く受け取りかたが違います。
やっぱり「大丈夫!大丈夫!」と言われたい。
  これからは心配をしない…のではなく、相手を信じて「大丈夫!」と言葉や態度で伝えるようにしてみます。

また来週クラスでお世話になります。
これからも宜しくお願い致します。

今回は初めから雑穀を炊かせていただきました。先生や茜さん、クラスの方に見られるのはやっぱり緊張しますね。
けれど見るだけじゃなく、自分でやらせていただけるのは有難いです。
見るだけより、実際やることでどこが良くないのか、どうすればもっと上手くいくのかを直に教えていただけるのが嬉しいです。

お家で炊いていると、自分風になっていってしまうことがあるかもしれませんが、スキルアップクラスに参加することで自分のやり方は合っているのか、間違ってしまってはいないかをしっかり確認できる機会なんだなと感じました。

先生もおっしゃっていますが、確認の為に受講するのも大事ですね。
きっとその為にも半年後にまた同じクラスを開講して下さっているのかな?と思いました。
1回目より2回目の方が身になっているようにも思います。
「1回受けたから、もういいや」じゃなくて、「1回受けたからこそ、もっと上手に」の姿勢が重要なんだろうなとも感じました。

もっと上手くなりたい!という気持ちを抱き、もっとしっかり学びたいという想いを持ち続けながら取り組むって大切ですね。
そういう方が伸びていくっていうのも頷けます。
こういう考え方はいいのかわかりませんが、自分のスキルを磨く為にも上手にクラスを活用していくのも一つの方法なのだなと今頃になってですが気づきました。

私は先生方の用意して下さっているクラスをちゃんと活用出来ているかな、学んで終わりや作って終わり、食べて終わりになっていないかな、先生方にお伺いしたらしっかりとお応え下さるのに、ちゃんとその機会を有効に使えているのかなと、今の自分はどうなんだろう…ってふと思いました。
せっかく学ばせていただける機会を得ているので、もっとしっかり(ちゃんと)向き合っていこう!と気持ちを新たにしました。

どのメニューも雑穀が入っているので、しっかりお腹にたまりますね。
パスタもドレッシングも、デザートも美味しかったです。
雑穀を使うメニューが増えて嬉しいです。

先生がおっしゃっるように「寝ぼけていても手が勝手に動くくらいに、雑穀炊きに慣れた私になりたいな」って思います。
炊けば炊くほど、楽しくなっていく感じ。そんなくらいまで炊くのが好きになれたらいいです。

今回のスキルアップクラスも、充実した時間をありがとうございました。
雑穀が入ると、料理にボリュームが出たり、肉のようだったりするだけではなく、やっぱり力があるというか力をくれるものだなぁと感じました。

そして雑穀の粒を使ったスイーツの食後のすっきり感といったら!
お腹が何ともいえない心地よさ〜!
こんなにも心地よいスイーツは、外では出会えませんね。
やっぱりこれが人間の食べ物なんだなぁ と改めて思った日でした。

ツインバタフライは、雑穀の入り具合とか豆腐の仕事とか絶妙なんですね。
とてもおいしいです!
家ではナスが苦手な子どももペロリでした。
香りも大好きです。
カルダモンがちょっと多めに入ったり、強い香りのスパイスたちが合わさってこうなるんですね〜! 感動です。

カリドレは、サラダ、パン、ご飯とも食べられるなんて、何とも嬉しい。大活躍の予感です。

今回も細かな部分を質問したり確認できて、とてもよかったです。
寝ぼけていても手が勝手に動き、見られていても動じず、程よい固さ、必要な固さに炊き上げられる人目指して、まだまだ練習です。たくさん炊いてたくさん食べます!