キングオブマスタークラス King of Master Class
味の調整・最終奥義編 | |
2021年・冬クラス | |
<実施日> | |
2021/02/04 |
味調整の最終局面、ハーブスパイスの出番となります。
最後の味を決める重要な役割があり、何をどれくらい入れるかでおいしくなるか、失敗するかが決まります。
一番難しく、そして一番面白い授業の開始です♪
最初に少し時間をとって、今の時代を生きるために大切なお話をしました。 マスタークラスからは、こういう心の糧も大事にしています。 |
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受講生たちが今まで食べた経験がない新作の「ああもう豆腐」です。何がゴールか、つまりどうすればよりおいしくなるのか、その感覚を養います。 | |
「スルタンの炒め物」はペルシャ風の料理。ということでペルシャ風になるための味付けとは?という観点で味調整します。 | |
デザートにご用意したものは茜が開発した「Wクリームカップケーキ」です。2色のしぼりが見事♪ 味と食感も市販のそれとまったく引けを取りません。 | |
午後の実習は「雑穀の成形と焼き」を行いました。基本的な技術ですが、それだけにちょっとしたコツをマスターしておかないと味に差が生じます。 | |
実習でこしらえた「黒ステーキ」です。上手に出来ると牛肉が現れてきます。これはどの工程一つ失敗しても出てこないので試金石になります。 |
今回から味の調整はいよいよ最後の領域、ハーブ・スパイスに突入しました。
これまでよりも、もっと深くて濃い内容になっていきます。
この課題をマスターするには、受講生の感覚がより研ぎ澄まされていくことが必須。
キングクラスの最後の課題をクリアするために、ぜひ舌感覚を更に磨いていってください。
<ご参加頂いた皆さん>
2021/02/04 | |
<生徒さんの感想>
雅仁先生 千絵子先生 茜先生
昨日のクラスでもお世話になり、ありがとうございました。
クラスでの今後の世界のお話、衝撃的でした。
そのなかでも、自分は猪になれているかもわかりませんが、孤島に生きる者のようにやっていけたらと思います。(上手い表現が思いつかずすみません。先生のお話わかりやすかったです)
お味の調整は今回から調味料に加え、スパイスの細かいところまで!
スルタンの炒め物、名前でお味のイメージが自分なりにありましたがお味の最終調整となるとまた難しくなりますね。出来上がりと調整後では全く違う、直後でも美味しいのですが調整後は最高潮!!より美味しく仕上げる調整は本当に大事ですね。
まだまだできていないけれど、これを入れたら……としっかりわかるようにより日々の食事も意識していこうと思います。
ああもう豆腐、ごはんが進んじゃいますね。
今回はお料理との組み合わせにより、調整に入れるものも少し違ったとのこと、奥が深いです。
自宅ではあ~もう豆腐一品料理になってしまったのですが、実験?としてクラスでも最後に入れたスパイスを調整時に多目に入れてみました。少量ではありましたが、お味が格段に上がったように感じました。
家では、時には冒険もありの精神でお料理に取り組んでみようと思います。
あかね先生のデザート!!
今回もとっても可愛い~そして美味しすぎます~
この二色のクリームは一体どうやって作って盛り付けされているのかしら、、と考えつつも食べ進んでいくと、中にはなんと!いちごといちごのソースが!!感・動!!
またまた最後までゆっくり、そして美味しさと可愛さを堪能して至福の時間を過ごさせていただきました。
あかね先生、いつもありがとうございます。
食後は、黒ステーキ。
雑穀の炊き方から野菜の炒め加減、成形、焼きの加減、一つひとつ細かくご指導いただきました。
今まで成形時握りすぎ、焼くときも触りすぎ、焼いてるときは水分の蒸発を気にしすぎとかいろいろ他にもありますがいろんなアドバイスをいただけたので、一人で作るときもクラスで教えていただいた通りにやってみます。
貴重な時間をありがとうございました!
またどうぞよろしくお願いいたします。
立春を迎えても寒い日が続きます。
皆様ご自愛くださいませ。
雅仁先生 千絵子先生 茜先生
昨日はありがとうございました。
ついこの間、新年明けたばかりと思っていたらあっという間に1か月。早いですね。
毎日を大事にしないとと改めて思いました。
さて、昨日は初めて習うお料理の数々。
お味の調整は本当に奥が深いというか。
師範科習うまではお味の調整はしてなかったので、その頃のお料理と比べると少しは美味しくなってるのかな?
主人が少しだけど前よりも食べてくれてるように感じるのもただ慣れてきたのか、味覚障害が少し和らいでるのか、私のお料理の腕が少し上がってるからなのかは分からないけれど、少しは貢献できてるといいなと思いたいです(^^)
ああもう豆腐は先生もおっしゃっていましたが、ちえ〜るらしい味付け。
どこにもないお味だけど美味しいという。非常に難しかったですが、数をこなしていかないとですね。
スルタンの炒め物はペルシャだけど、とあるスパイスを選んで多く入れてしまうとインド寄りになるというのも納得というか腑に落ち説明して頂けるのが本当に貴重です。
このお味、すんごく私好みでした♡
五穀ごはんお代わりしたかったのですが、師範科は午後も濃厚なのでグッとこらえたので、お家であのお味を出せるように頑張り、たくさん五穀ごはんとたわむれたいと思います♡
そしてそして茜先生のスイーツ!!!
もうこれ売り物で買ってきたやつでしょっていうくらいの出来栄え!!!
見た目もキュンキュン、お味もプロが作るスイーツと変わらない♩
茜先生が作り出すお砂糖不使用無添加ビーガンスイーツは本当に凄いと思います♡
フランボワーズ大好きすぎるのでかなりツボに入ったスイーツでした★
午後の実習は雑穀ハンバーグ。
圧力鍋の使い方が気になっていたので理由を伺えて納得!スッキリ!
雑穀バーグは成形も焼きも難しい。
音などの感覚を感じれるように意識していきます。
お先真っ暗な世の中になっていくようで不安で仕方がないけれど、先生方やクラスメイトたちと心を寄せ合い、心は野生のイノシシでありたい。
そして娘に上手く生き延びる知恵をしっかり伝えていかないとと改めて思いました。
また来月のレッスン、よろしくお願い申し上げます。
雅仁先生 千絵子先生 茜先生
キングクラス、どうもありがとうございました。
味調整は、ハーブ スパイスの領域へ。
最後の最後にぐっと味を上げるか、失敗するか。
たったひとつまみで変わる面白さと難しさ!
初めて食べる料理をどうしたらもっとおいしく出来るかを考えるのはとても難しいけれど、気持ちはすごくワクワクでした!
ボディの味を調整するときに、一番驚いたのは甘いのに甘味料を足したこと!
いろんな味がデコボコと立っている状態から、調和された状態になったのかな。
単純じゃない味の世界!
感じ取れる味覚力を、日々磨くなくては。
技術力アップの実習は、ハンバーグ。
焼くときの裏返しや焼き上がりのタイミングの見極めが「感覚でわかる」ようになりたい!
今まで焦がさないようにと意識しすぎて、フライパンの中身との対話が出来てなかったと反省。
感覚といっても、ハンバーグがちゃんとヒントも出してくれていることもわかり、何だか嬉しい衝撃。
ほんの少し体験できたので、これから対話を重ねていこうと思います。
茜先生のダブルクリームカップケーキ。
可愛くてかわいくて、見ただけで悶絶!
材料が全く違うのに市販のケーキのよう。
美味クリームにキュンと甘酸っぱいトッピングもたまらない。
うっとりしながら食べ進めると、中のベリーソースといちごに出会ってまた感動。声あげてしまいました!
茜先生のスイーツ、本当に大好きです!
雅仁先生からの「猪であれ」と、魚の例え、強烈に印象に残りました。
こうしない限り生き残れない切実さ。
いつもに増してハッとするくらい力強い言葉で、思いというか願いもこめ話してくださったと感じました。
そんな時代が本当に迫っている危機感も感じました。
どんな環境でも、呑み込まれてしまったり、人のせいにしたり嘆くことにエネルギーを使うのではなく、自分が主人公として生きることに使いたいと思いました。
知ったなら行動。
息子にも見せていきたいです。
次回も、よろしくお願いいたします。