キングオブマスタークラス King of Master Class

キングオブマスタークラス 味の調整・最終奥義編
2021年・秋クラス
<実施日>
2021/10/07

秋たけなわの10月。
キングクラスもいよいよもっとも難易度の高い実習に入ります。
味調整の中でも、ソースを作るのはとても微妙で繊細な調整力と鋭い味覚力が要求されます。
これが上手にできるようになれば本物です。

実習 午前中に行う味調整の実習は、今回から「ソース」になります。フランス料理ではソースが味の決め手ですが、それだけ料理として奥行きの深い分野なのです。
ハンバーグ ランチは実習で作ったソースをかけたビガラード・ハンバーグです。二つの味の組み合わせによりひき肉でなくても十分に満足できるものになります。
ルードウィッヒスープ 少しだけ酸っぱみがある、特徴的な味わいの「ルールウィッヒスープ」は、飲んだことのあまりないようなドイツ風のスープ。舌が慣れてくると旨さがぐっと理解できます。
小松菜と高野豆腐の含め煮 用意した副菜は「小松菜と高野豆腐の含め煮」です。食べやすい優しい和風の味付け。ご飯が知らぬ間に進む味です。
実習の様子 午後の実習はスイーツです。「ラングドシャサンドのチョコがけ」をこしらえました。味、成形、見た目を意識してこしらえます。
ラングドシャサンドのチョコがけ 「ラングドシャサンドのチョコがけ」は薄く均一にクッキーを焼き、間に挟むフィリングやチョコの固さ加減など、いくつかのポイントを押さえて作ると実に美味!

生徒さんの味の調整技術はかなり習得できており、何が入っているかの判断はほぼ間違わないようになってきました。
あとはその構成要素がどれくらいの比率なのかという点をしっかり学習できれば完全になります。
この最後の一歩を超えていくのは、才能というよりも技術です。
従って、ここをしっかり押さえて進んでいくことが最後の仕上げとして何よりも大事であり、ここで気を抜くとせっかく積み上げてきたものが瓦解してしまいます。
教える方としても、改めて兜の緒を締め直して臨みたいと思っています。


<ご参加頂いた皆さん>

2021/10/07

<生徒さんの感想>

雅仁先生、千絵子先生、茜先生、透さん、
昨日はありがとうございました。

レッスンはいよいよ難関のソースに突入。
前日にコロッケのソースを作ったところだったので、あのような感じで調味料がダイレクトに響くのかぁとほんとにかなり難しいなと思いました。

今回はひとつだけヒントを頂いたので今思えば作りやすかったですが、挑戦している時は難しくて、お味見のソースがなくなってしまったほどでした。
今回ハーブが当てられて嬉しかった反面、調味料の比率で当てられない調味料が出てきてしまうことも分かり次回はその辺りを意識しながら挑戦したいと思います。

ハンバーグの焼きも見て頂けたので、前の時と今回の中間を目指して再練習したいと思います!

ランチにお出し下さった含め煮、弥生系の私は大好きなお味♪入っていたきのこも大好きですし、スープにご飯入れて食べても美味しそうと思いました!

ドイツ風スープもさすが!という感じでやみつきになりそうなお味でした^ ^

いつもお出しくださるキングクラスのデザートを楽しみしているのですが、今回は茜先生のデザートはなくて、午後の実技で私たちが作るスイーツをということで、茜先生のデザート〜〜〜となりましたが、なんとラングドシャを作れるということでテンション上がりまくりました!
レシピ持ってなかったので嬉しすぎました。
ありがとうございます!

今回三人それぞれ作ったことでポイントがたくさんわかったのでありがたいです。
娘が喜ぶ顔が楽しみです^_^

また次回もよろしくお願い申し上げます。

雅仁先生 千絵子先生 茜先生 透さん
キングクラス、どうもありがとうございました。

味調整の課題、いよいよ最高難易度「ソース」
再現がとても難しかったです。
ですが、「何が入っているか」だけではだめで、もう一段必要なことがあると知ることが出来た日でした!!

今回、思う調味料とハーブを入れた後、「あと何が入ると、この味になるんだろう」ばかり考えてしまい、「何がどれくらい入っているか」という比率など考えていませんでした。
甘味が強いからもっとキリッとさせたいということに時間をかけてしまっていました。
が、ただ醤油を足したところで 甘さはそのままそこにあったわけで…当然ですね。

先生のソースと水分量だって随分違っていることも、何度も見て知っているにも関わらず、慎重にほんのちょっぴりずつ加えるだけだった私!

今までのスープや炒めものと違って、ソースは、野菜も汁もなくて、自分が集めた全てのものがソース。
このこともイメージできていなかったような気がします。

実習を始める前に、雅仁先生から伺った「入れすぎには気をつけるけれど、これと思うものは思いきっていれてみて」という内容のお話。
その本当の意味が後からわかり、ハッとしました。

こんな調子で午前中はいろいろ気付くたび、ガツンと頭を叩かれた気分でした。
また一段深い学びなんですね!
それとこれは日常にも通ずることなんだなと思いました。
一部分にこだわりすぎず全体を見る。
思い切る。
配分を考える。
普段の私に必要なことばかりです!

午後の実習「ラングドシャサンドのチョコがけ 」は、ポイントやコツ満載でした!

三人が順番にそれぞれに作ったので、ちょっとした作業の仕方や条件が違っていて、それが出来上がりにどう影響するかを学べたのがとてもよかったです。
一人で練習するよりいっぺんにいろんなケースが経験できました。
いざ大事な場面というときのためにも、失敗パターンを 今経験できたのもすごくよかったです。
復習します!

来月も、どうぞよろしくお願いいたします。

雅仁先生 千絵子先生 あかね先生 透さん
キングクラス、ありがとうございました。

いよいよ始まった最難関のソースでのお味調整。
難しかったです。
〇〇が入っていると思い一度作ったものの、違うとなり、作り直させていただきました。

それでもやっぱり先生のものとは違いました。
今までと同じように何が入っているのかを考えても、比率、分量で味がどのように変わるのかまでは考えが至っていませんでした。
これからはそのような視点も考慮して取り組みます。

ハンバーグの成形や焼きも復習になりました。
いい塩梅というものは難しいですね。
フライパンの中をよく感じること意識してみます。

ラングドシャ、初めて教えていただきました。
いろんなコツがあって、一つ一つできてこそ、最高のハーモニーに仕上がるのですね。
作る順序やかける時間も大事なこと、学びました。
わたしは全然上手くできなかったけれど、おうちで復習します。
お味はもちろんのこと、先生のはクリームの塗り方もとってもきれいで美しいという感じでした。

ありがとうございました。