キングオブマスタークラス2 King of Master Class

キングオブマスタークラス2 第7回
2021年・秋クラス
<実施日>
2021/10/09

今回も午前中の実習は、料理を創作していく過程での味変化を実際に体感してもらいました。
どうしてこれを入れるのか。
その結果、どう味が変わるのか。
さらにおいしくするためには、何が必要なのか。
こうしたことは言葉で伝えるには限界があり、やはり体感してもらうのが一番なのです。
これはなかなか体験できない、貴重な時間だと思っております。

午前中の実習 本来、組み合わせとしては相性の良くない食材や調味料を、どうしたら美味しく料理できるのか。その考え方や実践を中心にお伝えしました。
エスニッククリームビーフン 西洋風のクリーミーな味わいと東洋の食材であるビーフンをマリアージュさせた「エスニッククリームビーフン」は、濃厚で深みのあるテイスト。一言、美味いです。
ハロウィンパンプキンスープ かぼちゃのよいところを引き出してこしらえた「ハロウィンパンプキンスープ」は、飲みやすくて旨味の濃い味。トッピングのブロッコリとの相性を計算して作っています。
午後の実習 午後の実習はスイーツ作り。今回はハロウィンにちなんだスイーツを二品、こしらえました。一緒に作業を行うことの意義が出来上がったものによく反映されています。
ギューヒーゴースト 「ギューヒーゴースト」はおしゃれでかわいいお化けのスイーツ。作り手の個性がよく表れていて面白いです。
パープルボール 色合いは凄いけど味はとってもチャーミーな「パープルボール」は、ついつい手が伸びてしまうスイーツです。おやつにピッタリ。

秋に入り、わたしの体調はあまりよくない日々が続きますが、教室での熱意は全く衰えず、今回もたくさんの大切な技術や考え方をお伝えしました。
リモートでは絶対に伝えることのできない、直接、人が触れ合っていくことでのみ伝わる大事なことの一つに、この料理の世界があります。
たとえば料理工程における味の変化や意味は、単なる作り方を教えるテレビ番組では伝えることができないもの。
リアルの教室ではそうしたリモートでは得られない、本当の教えを伝えることができる、何にも代えがたい、素晴らしい機会なのであります。


<ご参加頂いた皆さん>

2021/10/09

<生徒さんの感想>

雅仁先生、千絵子先生、あかね先生、透さん
今日もありがとうございました。

心がホッとしたり、穏やかになる。
ワクワクしたり、ルンルンしたりと心が弾む。
元気をもらえたり、頑張ろうって励みになる。
楽しいな!嬉しいな!ってとっても大切だよって、肌で感じることが出来る。

そんな場所があるってとてもありがたいこと。
こんな風に思いながら、クラスに参加しています。

今回も充実したクラスをありがとうございました!

前回と同じく、何を入れたらいいのかな。それをどのくらい入れたらいいのかな。と考えながら味を加えていきます。
味の構成されていく手順を一つずつ考えていくことも、難しいのですがとても学びが深いです。

架け橋
加える順番の意味
調和

材料一つとっても入れる順番が違うと意味は違ったものになったり、役割も変わってきたりする味の面白さ。
今、このお料理には何が必要なのか。どのような理由で入れるのかを考える、想像力。
まだまだ知らない味の世界を冒険したいです。

午後からのスイーツ作りは、なんとハロウィン仕様!
きゃあ〜〜、とっても嬉しい♪

ギューヒーゴースト、可愛らしいおばけちゃん。顔を書くだけで心がキュン!としますね。
これだけでも楽しくなっちゃう作業です。しかも先生方とワイワイしながらなので、もっと楽しいのですね!
お家でも、ワイワイしながら作りたいな。

パープルボール、色が鮮やかでとっても綺麗!
どうやって作っているのかなって思っていましたので、今回習えまして嬉しかったです♪
サクッとした外側と、中がフワッとしていて、私はこの食感が好きです。一つだけでは手が止まらなくなりそうです。

お話では、「共生」という言葉が印象的でした。
どんなものにもそれぞれ想いがある。
私の気持ちだけではなく、相手の気持ちを汲む。
思いは通じる。
相互に想い合う。

どんなことも同じ。相手のことを思いやる大切さ。
みんながみんな、こんなふうに生きていったらきっと幸せな循環が回るんじゃないかなって。

無くしちゃいけない大切なもの。
代々続いて、繋がっていってほしいもの。

昔からある素晴らしいものにも、もっと目を向けて生きていきたいなと感じましたし、自分が思っているよりも、もっともっと大きな視野で考え、歩んでいくことも今を生きる人々の役目なんだなと改めて思いました。

今の自分が出来ることを、楽しみながらやっていこう!と思います。

今日もありがとうございました。
また次回もよろしくお願いいたします。