マスタークラス Master Class

料理の画像 ウーフォー(UFO)
2017年・夏クラス
<実施日>
2017/07/22

今回のテーマは「ベジで深みのある味付けにするための極意」です。
動物性素材を一切使わずに、どうやって深みのある現代風の味付けを作り出しているのか。
野菜やキノコ、穀物、調味料、ハーブなどが持っているそれぞれの役割を説明しました。

ウーフォー(UFO) Unidentified Future Oisisugiru、略してUFOです。おいしいソースの海にいなきびで作った本体が乗っかっています。この味わいの深みがベジの極意です。
チャイニーズ・チリン・ドレッシング ちょっと懐かしいレシピの「チャイニーズ・チリン・ドレッシング」です。おいしいお豆腐を使って作るドレッシング。簡単だけど、味は抜群です。
玉ネギおばさんのベトナム風スープ 「玉ネギおばさんのベトナム風スープ」は玉ねぎをベースに作る簡単で滋味豊かなスープ。玉ねぎおばさんは手間がかからずに、世界各地のスープを作り出します。
なめらかブリン デザートは食感が嬉しい「なめらかブリン」です。通常のブリンよりも舌触りがとても滑らか。女性好みの味わいです。

料理を作る際には、レシピの上から順に調味料などを入れていき、それで完成・・・というように普段の料理教室では教えています。
でも、この入れ方の順番や入れるものが果たしている役割がきちんと分かるようになると、自分で味を調整するときにとても役に立つだけでなく、もう一段、料理の腕が上がります。
なかなか作った料理の最終的な味の調整をすることは難しいものと思いますが、今回の説明を活かして、ぜひ挑戦してほしいと思います。


<ご参加頂いた皆さん>

2017/07/22

<生徒さんの感想>

今日のテーマは味付けでした。
でも、基本は雑穀、前回の課題にも通じるUFO本体の雑穀扱いなど、お料理の課題が連続していることがすごいなと思いました。

今回、味付けについて、調味料、ハーブ、スパイスのお話を伺い、レシピには深い意味と理由があるんだなあと思いました。
お鍋におさじ一杯の調味料、スパイス、それがないとその味にならない。
毎日の生活の中でこのような小さな事に心を配る場面があることはありがたいことです。

今回のUFOの味付けはデリケートだからこそいつも以上に気持ちを込めて復習します。
習ってきたレシピの見直し、課題の練習、台所で汗をかきながら夏野菜をしっかり食べて充実の夏にしたいです。

ありがとうございました。

ちえ~るの奥深い味がどう組み立てられているのか。それだけでなく、ちえ~るのお料理が最後までおいしく食べられるのはなぜか、食べ進めるうちにどんどんはまって夢中で食べてしまったりするのはなぜかなどなど、こんなに教えてもらっていいのかと思うくらいの深い内容でした。
すごいものを教わった!

ちえ~るの味の秘密をこんなふうに知ることができて、とても嬉しいと同時に、気持ちが引き締まる思い。

さぁ、ここからは、頭じゃなくて感覚の世界。感じられる舌、感じる心をどこまで磨けるか。いやいや、ここまでというのはなくて、限りない。
ちえ~るを作って食べ続けることと、気の力を上げていくことという、初めからずっと言われてきた事が、あらためて心にズーンと響きました。
でも、もっともっと感じられる自分になれたら!それはものすごく楽しみ。
日々意識して、鍛えよう。磨こう。

「料理とは感じること」
「料理を伝えるとは、本当はこういうこと」
以前伺ったお話の意味が、また深まって心に入ってきて、ハッとした日でした。

どうもありがとうございました。