マスタークラス Master Class

マスタークラス チェバブライス
2017年・冬クラス
<実施日>
2017/12/16

春3月に始まったマスタークラスも、いよいよ総仕上げの季節になりました。
今までに培ってきた技術や知識をフルに活用して作っていく課題が出されます。
教える側、教わる側の双方ともに気持ちも新たに、そして静かな闘志を心に秘めて臨みます!

チェバブライス ケバブライスのちえ~る版「チェバブライス」は、初めて作ったその時からマスタークラス向けのレシピと思いました。決め手はなんといってもヨーグルトソース味のヨルレイヒソース。この味を再現するためには一つ一つの工程の正確性が求められます。
食べてイスタンブール 付け合せは「食べてイスタンブール」です。こちらの炒め物は名前のごとくトルコ味。レシピは割と簡単ですが奥の深い味わいです。
トマトルコスープ トマト味のうまいスープ、「トマトルコスープ」はちょっぴり大人味。適度な酸味と辛味があって、食べ始めると止まらなくなるテイストです。
桂林の焼きりんご デザートは「桂林の焼きりんご」です。リンゴのおいしい季節ですが、体を冷やさないこの食べ方でおいしいリンゴを味わってください。

チェバブライスは上手に出来ると、本物のドネルケバブを食べているかのような味わいになります。
それくらい完成度の高いレシピなのです。
でも、その味の領域を再現するには、いくつものポイントを正確に抑えねばなりません。
いつも適当に気を抜いて料理を作っているような人たちには、絶対に到達できない味の世界です。
決して大げさではなく、マスターコースの終盤にふさわしいレシピなのです。


<ご参加頂いた皆さん>

2017/12/16

<生徒さんの感想>

昨日はありがとうございました。 苦手意識があった揚げ物。
前回の宿題では温度計が壊れていた可能性があったので、今回新しい温度計を買い直したら180度が160度くらいに感じるほどだったので揚げ物が怖くなくなりました。
ゆくゆくは温度計なくてもあげれるように頑張ります!

エメラルドチャーハン...気が入ってないとのご指摘でなんかお尻に火がつきましたー♩ボッ。
「前は(産前)美味しかった」とのお言葉も嬉しかったです。
あと2ヶ月で卒業できるレベルにもっていかなくちゃ!卒業できたら次に進みたい気持ちがあるので頑張ります。

さて、今回習えた念願のチェバブライス♡
材料はシンプルながらも煮る、焼く、蒸すの工程があるし、気が出やすいソースもあるので、これはかなり手強いですが美味しすぎるのでリピしまくりまーす♩

トマトルコスープ、スパイシーだからトマトでも体があったまりました!
娘の反応が楽しみです。

食べてイスタンブール、いつもながらご飯が進む味で、特にブロッコリーがとても美味しく感じました。

デザートの桂林の焼きリンゴはさすがの仕上がりでとっても美味しかったです。
あのレベルまで仕上げられるようにデザートも頑張りたいです。

講義も家族のためにしてあげられることなので、主人にもお話しして「家族みんなで魔法の手」をしてあげられるようにしていきたいです。

次回も楽しみにしてます。

今日もありがとうございました。
課題の試食は毎回ドキドキですが、他の方の作った物を頂き、講評を先生から聞くという貴重な学びも残り少なくなりました。
油断せずに高みを目指して頑張りたいです。

初めていただいたチェバブライス、様々な手順があり、しかし、手順だけではおいしく出来ない、レシピの奥に深い深いポイントがある、まさにマスターならではのお料理でした。やりがいのある、自分自身と向き合いながらの課題ですね。おいしく作るためになにが必要か、しっかり確認します。

「気の力」の講義を実習と試食の後に伺い、おいしく作るのも、うまくいかないのも、自分自身そのもの なのだと感じました。
どのように生きているのか、自分自身の心をごまかしていても味にでてしまう。何度も「そうだ」と思いながらやっぱりまだまだわかっていません。わかることはないのかもしれません。
でもあきらめないで、努力を続けていきたいです。
自分の中に言い訳がいろいろ出てきますが、それを言い訳にしないで、気持ちを切り替えてまたチャレンジです。

今日習ったレシピは「甘みと辛み」を実感出来るお料理でした。
舌も、心も敏感に、大事な働きをしている黒こしょうのようなしまりのある気持ちで毎日を大事にして、新しい年を迎えたいです。

ありがとうございました。

課題に取り組む中で、今回も途中で質問させて頂きました。
「どれくらいまで火を入れたらいいのだろう。鍋の淵に泡がでるまで?真ん中に出るまで?」こんな私の疑問に対し、「火加減ではなく味加減 」

ハッとしました。 「見た目がこうなるまで」ばかりこだわっていた。鍋の中身と対話できてなかった。その時その時の具材、中身ときちんと向き合って確認することを忘れていた。
それに形にこだわりがちな固い心。まだまだだ。

ひとつひとつの工程を丁寧に積み重ねて組み立てていくとはどういうことか、前より意識するようになった気がします。まだまだ限りなく勉強です。

新たな課題も今の自分の出来る限りを使って、お料理と向き合ってみようと思います。

「気の力」で出来ることについての講義。はじめはいつも言われている料理のことではなかったので、不思議な思いがしていました。
でも、気の力で心や体を癒せるのは、相手を思う心があるから。寄り添おうとする気持ちがあるから。

気は道具ではなく、人なんだなぁ。人と人がいてこその力。
力がアップして自分が充実したとしても、自分だけ丈夫になるとか幸せになるとか、そういうことじゃなくて、これは「誰かを幸せにすることが幸せ」という話とやっぱりつながっていた。じわじわじわじわと沁みて、噛みしめています。
自分の気の力アップのために、出来る限りの努力をしているだろうか。心に刻んで進みます。