マスタークラス Master Class

マスタークラス マスター合宿
2018年・冬クラス
<実施日>
2018/12/29~2018/12/30

卒業が見えてきたマスタークラス。もう一歩、実力を着けるために、集中して授業を行う合宿を行いました。
3期生は実に豊かな個性と技術力を兼ね備えた実力派揃い。
この一年の間にとてもよく伸びてくれましたが、最後の登攀となる卒業試験を乗り越えるまでは、気を抜くどころか、ここからは今まで以上に打ち込む必要があります。 そこで今回の合宿では、過去に習ったレシピをマスター候補生たちにそれぞれ一品、作ってもらいました。

ザーチリ丼 「ザーチリ丼」は、ザーサイを使ったちょっぴり辛い丼。この辛味が食欲をそそります。
ちえ~るフーちゃんぷるー 「ちえ~るフーちゃんぷるー」は沖縄で食べた麩のチャンプルーをちえ~る流に再現したもの。味わい深くて実に良いおかずです。
上海ネギスープ 「上海ネギスープ」は中華風の温かいスープ。ネギがこれでもか!というくらいにたっぷり入っており、体の芯から温まります。
アーモンドサブレーヌ デザートは茜が作った「アーモンドサブレーヌ」です。甘いもの好きの娘がこしらえただけあって、甘くておいしい仕上がりになりました。
集合 今年最後のクラスになるこのマスター合宿。師走は本当にクラスが多く入ってくれて、大忙しでしたが、最後の仕上げとなるクラスがとても充実していて楽しくも嬉しい時間です。
ベジローフ 講義の後は夕飯づくり。「ベジローフ」は雑穀たっぷり。肉を思わせる風味をこらしており、これ一つでお腹が満足します。
オープンアイズシチュー 「オープンアイズシチュー」は思わず目を見開きたくなるような美味さのシチュー。ご飯を入れて食べてもおいしい♪
ジャガッフェン 蒸したジャガイモにフェンネルの香りが漂う西洋風のおかず「ジャガッフェン」です。これまたご飯が進むおかずです。
ボンの煮りんご デザートは「ボンの煮りんご」です。この濃厚クリームがリンゴの酸味とマッチしてたまりません。ついついクリームばかり食べすぎてしまうことも。
夜の部 息子も参加して夜の部です。遅い時間まで、おいしくて体に良いお酒と深い話で盛り上がりました。
ちえ~る寿司 二日目のお昼は「ちえ~る寿司」です。アボカドをマグロ風にアレンジしたアボガドまぐろ、甘じょっぱく煮たニンジンの赤と黒、そしてサラダ巻きの3品です。寿司を握るのって楽しいですね。
とろろ昆布の1分吸い物 多分本当は一分もかかりません。「とろろ昆布の1分吸い物」は時間がないときに大変お役立ちのレシピです。
抹茶ブリン 和風な食卓なので、デザートは「抹茶ブリン」を作りました。抹茶のほろ苦さが甘いブリンによく合います。

それぞれに料理を作ってもらいましたが、いずれもとてもおいしく出来上がり、皆、一年前に比べて実に大きく成長していると嬉しく感じました。
残りあとわずかですが、決して気を抜かずに、このまま完走してくださいね。
明るくて、一緒にいて楽しいメンバーで、今年最後のクラスは私たちにとっても思い出に残る時間になりました。


<生徒さんの感想>

マスター合宿、とても充実した二日間をありがとうございました。
雅仁先生のお身体の具合も少し良くなってきて、前回お会いした時より元気なお姿を拝見出来たことも嬉しかったです。

3月に初めて合宿をした時から9ヶ月が経ちました。回を追うごとにお二人との距離が近づいて、「マスタークラスをご一緒するのがお二人で良かったな」と初めに感じたことが本当にそうだったと実感しています。

このことは雅仁先生の講義「縁」のお話に繋がっていて、今縁がある方達との関係を大切にしたいなと改めて思いました。私は今もこれからも先生方はもちろんのこと、HさんYさんとの縁も大切に大切にしたいなと思っております。

以前、千絵子先生が「この時代を生き抜く同志」のお話をされておりましたが、やはり同じ思いの仲間がいるってすごく心強いです。マスタークラスでは特にそう感じます。私もお二人がいるから、頑張っていらっしゃるから…私も頑張ろう!楽しもう!と思いますし、これからも美味しいちえ〜るの料理やお菓子をお互い作っていけたらいいなと思っております。

料理では一人で一品ずつ作るのはやはり緊張しましたが、自分のやり方の間違いを正す機会になり良かったです。
料理もデザートも久しぶりのものが多く、改めてちえ〜るはいつもいつでも美味しいんだなと感じました。

お寿司はベジだけど、満足感いっぱいでした。3つともどれも美味しかったです。皆さんと握るって楽しい時間でした。お寿司の具が他にもあると伺ったので、そちらも習ってみたくなりました。

年末にこのような素敵な時を過ごすことが出来てとても嬉しかったです。先生方やHさん、Yさんと過ごした時間は、本当の家族のようでした。
これからも日々充実した毎日を送っていけるように、楽しみながら取り組んでいきたいと思います。

今年一年を振り返ってみると、マスタークラスを受講しようと思い、それまでよりもっともっと料理を作ることに向かい合ってきた日々だったなと思います。
そして、たくさん料理を作ることで美味しく出来ると嬉しかったり、もうちょっとだとまた頑張ろうとか次は美味しいっておっしゃってもらえるようにするぞとか、どんどんと前向きに料理に取り組めてきていたように思います。

先生が「料理を究めることは万の道に通じる」とおっしゃって下さったのを思い出します。
一つのことに向かい合うからこそ得られる宝物。
これからもたくさんの宝物を見つけられるよう楽しみながら作っていきます。

今年一年も美味しいお料理やデザートを学び、先生の生徒を想う大切な講義やたくさんの色々なお話を伺えた素敵な年になり、幸せに感じております。ありがとうございました。

来年は今年以上に素敵な一年にしたいな。なりそうだなと感じています。
これからもよろしくお願いいたします。

先生、皆さん、2日間どうもありがとうございました。

実習は皆さんの作り出すいい雰囲気のおかげで、パニックになるのをなんとか乗り越え、ただただ今までのやってきた自分を信じて作ることが出来たのかなと思います。
その体験がとても嬉しかったです。
どんな時でも自分を信じて作ることが出来るように、そしてその先に続く想いの入った美味しい料理を作れるようになりたいです。
神様に微笑んでもらいたい。

お話はどれも深く心に響きました。

夫婦間の悩みって愛の叫びなんだなと思いました。
あの想いの先は愛だったのか。
私は愛のある人生が送りたいと願っていたと思う。
それが少しずつ出来るようになってきたかな。
料理と同じでやっていけばいつかは出来るようになる。
愛をたくさん受け取り たくさん届けられるように日々精進していきたいです。

今年一年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。