キングオブマスタークラス King of Master Class

キングオブマスタークラス 味の調整・最終奥義編
2022年・春クラス
<実施日>
2022/04/06

3年間の長きにわたるキングクラスの授業も、今回で千秋楽を迎えました。
締めくくりとなる最後の授業は、生徒さんからリクエストのあったテーマ、天ぷらとパイを取り上げました。
また、午前に行う味の再現授業はこれまでで最も難しい濃い味つけのソースを課題にしました。
手強い課題ですが、これを課題に選べるのも、ここまで長い年月をかけて研鑽を積んできた実績があるからなのです。

実習 天ぷらを揚げる実習と、天ぷらにつける創作ソースの味の再現を行いました。ソースはかなり手強かったと思いますが、なかなかの出来栄えでした。
バーベパンチソース 午前中の実習で作った「天ぷら」と「バーベパンチソース」です。バーベキューソースをベースに甘辛を強調して作ってあります。
ツナマヨおにぎり 用意した「ツナマヨおにぎり」です。茜が開発したツナマヨがたっぷり入ってます。これは手放しで喜べる味です。
ヴィシソワーズ もう一品、作っておいた「ヴィシソワーズ」です。とろけるジャガイモの味わいがクリーミーで、いくらでも飲んでいたい気持ちになります。
実習の様子 リクエストされたパイを作ります。パイ生地の扱い方にはいくつものコツがあり、それさえクリアできればとてもおいしいパイが焼きあがります。
パンプキンパイ 出来上がった「パンプキンパイ」です。なんといってもサクサクしたパイの食感がたまりません。つい手が出てしまう味わいです。

今回が最後の授業でしたが、これでもう終わりということがにわかには信じられないような心持ちがいたします。
それだけ濃く深い授業内容を毎回行ってきており、どのようなときも全力を尽くして教えてきました。

ただ、今はまだ感無量という気持ちに浸っている場合ではありません。
最後の最後に卒業試験が待っています。
来月はいよいよ3年間の総決算です。
生徒さんの出来は、イコール先生の出来でもあります。刮目して来月を待ちたいと思います。


<ご参加頂いた皆さん>

2022/04/06

<生徒さんの感想>

雅仁先生、千絵子先生、茜先生、こんばんは。
本日はありがとうございました。

雅仁先生からのお話、心を見透かされているようでタイムリーでした。
家族で楽しめればいいかなと頭をよぎったりした事もあったので...

天ぷら、今までに何度もクラスで取り上げて下さり本当にありがとうございました。
おかげさまで洗い物までできるようになり、揚げ物の苦手意識がなくなりました!
しかしながら、今日の自分のは正直なところちょっとイマイチな仕上がりでした...(*´Д`*)
最終形の揚げ方は慣れてきているところですので、あとは溶き粉と引き揚げのタイミングを今後も意識していきたいと思います。

天ぷらに合うソースの再現レッスンは今までで1番難しく感じました...本当に難しかったです。
迷走しすぎて、卒業も近い?と言うのにお恥ずかしい限りのレシピになってしまいました。
お料理した時に今一度レシピを見て、キーとなる調味料やスパイスなど確認しながら鍛えていきたいと思います。

ご用意して下さったスープもおにぎりもとっても美味しかったです!
ツナマヨのレベルが高すぎて何個でも食べたい!茜先生ってホント天才だと思います。
ツナマヨも去ることながら千絵子先生が握るおにぎりが美味しいなぁとしみじみ。素手で握ることの大切さ再確認♡

午後はパイ作り!
手早く作業するの手早さと生地の見極め、タルトの型入れが気になっていたので、こちらも取り上げて下さりありがとうございました。
手早さについてはあのような感じで良かったみたいでホッとしました。でも層にならなかった原因が分かったので、まずは形を気にせず練習してみます。タルト型ではなく新しい成形の仕方を教えて下さりありがとうございます!!!
とても成形しやすいので作りやすくて嬉しいです♪

来月はいよいよ卒業試験。
もうドキドキと不安でいっぱいですが、脱落しないように練習して挑みたいと思います。

どうぞ宜しくお願いします。

雅仁先生 千絵子先生 茜先生
昨日はありがとうございました。

はじめの雅仁先生のお話、心に響きました。
ちょうどクイーンクラスの最後に伺った、高い空を飛ぶための翼というお話を思い出していましたので、 自分たちが今どこにいるかを自覚すること、果たすべき役割があること、それには覚悟が必要ということ を時にドキリとしながらお聞きしました。

ゴールなどなく通過点だということ。
ひとのためにを考えること。
これからのリリアルのこと。など、今まで伺ったいろいろなお話ともつながりました。
自分のこれからについてまだぼんやりとしていましたが、もっと考えてみようと思いました。

味調整の課題はとても難しかったです。
でも、正解の調味料のあとに、なぜ違うこの調味料を加えてしまったのか、どんな味を加えようとしていたのかなど、先生のお話を伺いながら自分の経緯がとても納得できました。
「これを入れるとこうなる」と経験しながら学んでいくことはこれからもずっと続けていきます。

リクエストを叶えていただき、天ぷらの実習をさせてくださりありがとうございました。
かき揚げは温度が低くて失敗した経験が多かったり、温度のせいだけではないのにそう思いこんでいた時期が長かったため、最高温の火で揚げなくてはという意識をどこかに持ってしまっていたように感じました。

家で揚げる時、頭の中では教室での時間をかけて揚げるイメージと、火力が強いコンロなのに最高温で揚げなくてはという意識の両立しない2つがあったのではないかなと今回思いました。
今度はそんな部分も整理できそうです。

引き揚げるタイミングの見極め、溶き粉作りのスピードと大胆さなども、しっかり身に付けたいと思います。

パイの実習では自分のやり方を振り返るよい機会でした!
触らないようにヘラさえもあまり使わず、生地を折り畳んでいたので、速くても 雑なところがあったのかなと思いました。
今回はRさんのおかげで生地を初めから四角に伸ばすよい方法がわかったのもよかったです。
ポイントをおさえ、おいしくてかわいいパイを作ります!

ランチのツナマヨおにぎり、おいしくてクオリティ素晴らしくて驚きました!
すごいです。家族にも食べてほしいです。

いよいよ卒業試験。
課題のお話を伺いながら、「積み上げてきた石垣の上に、いよいよ城を築いていく」というお話を伺った日のことがよみがえりました。
先生が「これはね、楽しいですよ」とおっしゃったのが印象に残っています。
悩むことも、もしかしたら悩めるということも、深く楽しいことなのかな。
自分の表現、チャレンジします!

雅仁先生 千絵子先生 茜先生
昨日のクラスでもお世話になり、ありがとうございました。

自分たちの今いるところ…正直、当初と比べてどのくらい成長できたのか全く実感がなく驚きつつお話をうかがっていました。
門の前をうろうろしている状態からは少しは進歩できたのかなと思いました。

天ぷらもタルトもパイも再度お教えくださり、ありがとうございました。
天ぷらの溶き粉も、かなり迷走していましたので、もっとこうしたらよくなるというのを教えていただけたおかげで、思いきってできそうです。

そして、最近ずっと揚げ色というよりも焦げが強かったかき揚げも、サクサクにピンピンに仕上げなくてはと思うあまり、火加減を高温にしすぎたというのが先生方のおかげでわかりました。
これからは温度の見極めをしっかりできるようになり、適温でしっかり時間をかけて揚げてみます。

クラスで食べた天ぷら・かき揚げは、クラスメイト、自分も含めとってもサクサクで感動しました。
この食感とお味がお手本!!
家でも再現できるように、今後も取り組んでいきます。

先生が創られたバーべパンチソース、天ぷらソースと思えないくらいのインパクトでしたが、見事に天ぷらのおいしさをますます引き立てていました。
再現もとても難しかったです。
これからも調味料の組み合わせでの絶妙なお味の変化を体感するとともに、頭で考えることも大事ですが、自らが感じたことを大事にしていきたいと思います。

おひるごはんにいただいた、ビシソワーズも滑らかでとっても美味しかったですし、ツナマヨおにぎり!
本物のツナ、そしてマヨのようでした。おにぎりも絶妙な塩加減で、何個でも食べることができちゃいそうでした。
たまごもそうですがツナまで創ってしまうなんて、あかね先生すごいですね!

パイは新しい形を教えてくださり、ありがとうございました。
まっさらな気持ちで受けとめさせていただきました。
タルトのパイも可愛かったけれど、四角くて小さなパイがまたとっても可愛くて好きです。
おうちではもっと手を使わず、生地にダメージを与えることなく、仕上げられるようにしたいです。

先生方、クラスメイトのおかげでとても有意義な時間でした。
次のクラスは最終試験で、今から心配ですが精一杯取り組みたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。