キングオブマスタークラス2 King of Master Class
第32回 | |
2023年・冬クラス | |
<実施日> | |
2024/02/17 |
今回も仕上げを意識したカリキュラムを組みました。
味覚力、技術力、味の再現力とこれまでに培ってきた様々な力を結集して課題に挑んでもらいます。
ゴール間近のこのときが一番厳しく、難しいのですが、ここが山場です。
午前中の実習は味の再現です。今回は少し難しいスープを課題に出しました。毎回、その場で創作していますので、作ったレシピはこの時限り、一度きりの贅沢な味です。 | |
実習で作った「スパイシーフローラルスープ」です。ピリッとした味の向こう側に広がるハーブ・スパイスの豊饒な香りと隠し味に入った酸味が豊かな味わいのスープです。 | |
雑穀の成型と焼きをテーマに作ってもらった「ディオニソスソースハンバーグ」です。上手にできると本物の肉のハンバーグを超える味になります。 | |
午後からはスイーツが実習課題です。今回はタルトを作ってもらいました。家で何度も練習してきてもらい、かなり上達していますので今回が仕上げとなります。 | |
作ったタルト生地で「スイートレモンタルト」をこしらえました。甘さと酸っぱさがちょうど相まって奏でるハーモニクスがおいしいタルトです。 |
キングクラスもいよいよ大詰めが近く、全てにおいて仕上げを意識した内容になってきています。
それだけに一回一回がより高度で、挑む壁が厚くなっておりますが、ここが正念場です。
もちろん、それは教えるこちらとしても同じで、これまで以上に真剣に課題を作っております。
ここを乗り越えていけば、卒業の文字が見えてきます。
<ご参加頂いた皆さん>
2024/02/17 | |
<生徒さんの感想>
始まりの雅仁先生のお話、今聴くことが出来て良かったです。
何かを達成するとつい一区切りをつけてしまいかねません。きっと私もそうなってしまったのではないかなと感じました。
けれど、先にある道はまだまだ続いています。
ずっと高い空を飛び続けていけるように、歩みを止めずに進んでいきたいです。
先生方やお教室の皆さんと一緒に楽しみながら、前に向かって歩いていきたいと思います。
どんなことも自分の中で都合よく解釈しないで、諦めないで、自分の心にある本当の気持ちやありのままの思いを素直に感じ取り、気持ちと行動を一致させたいなと思いました。
午前中はスープの味調整でした。
今回も前回と同じ調味料に引っかかってしまいました。
まだまだお友達になれていませんでした。
スパイシーフローラルスープ、私が分からなかった調味料が入っているから美味しさにフックがあります。
私が味調整したスープはそれが足りなかったです。けれど、それが分かりませんでした。
雅仁先生は私が調整したスープの味見をしてすぐに、入っていないことに気づかれていました。
私も先生のようにこの調味料ともお友達になりたいので、先生が作られたスープをたくさん作って、味を体に染み込ませたいと思います。
午前中にハンバーグの実習も行いました。
ディオニソスソースハンバーグ、作ろうと思っていてなかなか出来ていなかったメニューでした。
成形の仕方を再度学びました。
まだまだ握り方が間違っていました。何回も取り上げて下さり、また私のダメなところを重点的に教えていただきました。
握り方も成形も今回は、より分かってきた感じがしましたので、お家で練習して身につけたいと思います。
何回も繰り返して教えていただき、やっと分かってくる。進歩が遅い私を粘り強く教えて下さり、ありがとうございます。
焼きもまだまだ確信して焼くことが出来ていないので、不安や心配が無く焼けるように取り組みたいと思います。
ディオニソスソースハンバーグ、とっても美味しかったです♪
お家でも、美味しく作ることが出来るようにがんばります。
午後の実習はタルトでした。
生地の作り方も、いつも一定に出来るように練習します。
生地の型入れのやり方がまだ違っていました。
早く早くと焦ってしまいがちなので、落ち着いてやるべきところはしっかりとやりたいと思います。
やらなきゃいけないところ、やらなくていいところ。
触るところ、触らなくていいところ。
これをちゃんと見極めながら作っていきたいです。
最初の頃より良くなってきていて嬉しいです。
いつも同じに作ることが出来るように、安定してタルトを作りたいので、そうなれるようにお家で取り組んでいきたいと思います。
スイートレモンタルト、クイーンクラスの合宿で3人ともそれぞれ作った思い出の深いタルトです。懐かしく感じました。
今回も甘みと爽やかな酸味が美味しかったです。
先生方からご指摘いただいた直すべきところをもっと意識して、作っていきたいです!!
がんばります。